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花子とアンの終わり
2014.09.28
先日の土曜日で、朝ドラの花子とアンが終わりました。何とも、昭和の初めの世相をたくさん盛り込んで上手に作られていることに感心し、
そして学生時代の多感な時期の思い出の小説が、どのようにして作られたかを知ったとき、改めて愛おしさを感じました。
アンのあの美しい語り口調は、村岡花子さんの翻訳の賜物であり、
それは関西弁の私にとって、夢見る乙女の言葉でしたから(笑)
赤毛のアンに同じ世代の女の子の心を感じ、
若草物語に夢中になり、
大草原の小さな家のマイケルランドンが理想だったあの頃。
それらの「良い書物、良い物語」から、尊いものを学び、
その心は、子供たちを育て、生きてゆくうえで、かけがえのない財産になっているのだと、改めて思いました。
さあ、読書の秋。
窓を開け放って、風を入れたなら、今日は良い本と、美味しいパンで過ごしましょうか。
ああ、最後の数日の花子とアン。その録画が消せない私です(涙)
