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石鹸フェチ
2015.10.31
なんとかフェチというのをよく耳にします。
フェチって、どういう意味?と、娘に尋ねたら、
fetish
fetishism
対象物に対する執着という意味らしいという答え。
執着と言われると、なんだか違和感を感じるけれど、確かに珍しい石鹸を見つけると、欲しくなるのは確かです。
皆さんは、お風呂の中は、ボディソープ派、それとも石鹸派?
わたしの父は、ボディソープが駄目なひとで、薄手の綿のタオルに、ゴシゴシと石鹸をつけて、しっかり泡立てるのが好きなひとでした。石鹸が小さくなると、お風呂の中から、母に向けて、「おーい、石鹸ーー。」と、呼んでいたのを思い出します。そして、気づけば自分も、なんだかボディソープでは物足りない。トローっと出しても、なんだか泡が物足りない。やっぱり石鹸ゴシゴシなのです、笑。
子供の頃は、その石鹸ゴシゴシのタオルをお風呂の湯船につけて、お父さん、風船して。と、おねだりしました。ちゃんと肩まで浸かるなら。と、小さな妹とわたしにヤクソクを取り付けると、タオルに指を立てて、ぷぅーと膨らませて、タオルの風船を作ってくれました。石鹸でゴシゴシされた柔らかい白いタオルの風船は、ふぅーわ、ふぅーわと浮かんでいました。
赤い石鹸はオレンジの石鹸
白い石鹸は薔薇の香りの石鹸
今日も、思い出と一緒にゴシゴシしましょうか。