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今日も晴れることなく
2012.06.18

確かに曇っているけれど、晴れぬのは心のほうです。
今日の新聞にも、驚きの事柄が書かれていました。
それは、原発を廃炉にすると、その物自体の価値や評価がゼロになり、銀行の査定価値が無くなるということ。
結局、原発を動かせと言ったのは、銀行だったということも、驚きの事実でした。
昨日のトヨタの社長のコメントをずっと考えていました。
今年、太陽のフレアの影響で、かつてハドソン川が凍った時のごとく、
地球は、雲の多い、気温の低い時期になりつつあると言います。
それならば、この夏は、原発なしでも行けるのでは?
と、何故、未来のこどもたちの為に、まず努力をしようと思わないのでしょうか?
今日も30度になるという天気予報を裏切って、外は雲が多く、
わが家は、窓を開け放ち、天然の風だけで充分です。
8月になれば、自動車業界は2週間ほどの(動物病院では考えられない!)長さのお盆休みに入ります。
あとひと月たらず。
何故、昨年のように、休業日を変更してみようと思っていただけないのでしょう。
そういえば、きっとまた、安易だとか、身勝手だとか言うのでしょう。
でも、動かした原発にいったん何か起きれば、また莫大な費用が必要になる。
それは、わたしたちの電気代になる。福島の後始末のように。
もし、長きにわたった自民党のしりぬぐいで、そういう循環がなかなか変えようもないのなら、
原発を廃炉にし、福井県や原発で動く地方に、新しいエネルギー産業との潤沢な資金の流用方法を考えてでも、
未来の子供たちの為に、原発をなくしてゆくべきと思うのは、間違いなのでしょうか。
弱者救済と言って、働かない、税金を納めない人にお金を払い続けるこの国。
そんなだから、努力しても働けない本当の人は、そのプライドから、給付を拒む。
国の為に、子供たちの為に、本当のことを唱え、原発の危険性を唱える人や研究者を、国も政治も干し続ける。
今の本当の弱者は、まともな日本人です。
今の福井県では、じゃあ福井の為に、観光に出掛けよう!と思っても、
結局、原発があるのみでは、誰も訪れようとしない。
なんだか、出口のない迷路に、ほとほと嫌気がさすばかりです(涙)