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月だけど 月じゃなかった!!!
子供のころ、皆既月食は、「怪奇月食」と書くと思っていました(汗)
小さい頭と心には、どうにもお月さまが隠れてしまうのが、摩訶不思議に思え、だから「怪奇」なんだと、
ひとり納得していました(怖)
12月の10日の日は、美しい皆既月食を見ました。
もう、それなりに皺の入った頭ですので、怪奇でなく、皆既であることも理解できました(笑)
この先日の月食は、日本中で観測でき、またそんな奇遇な巡りあわせは、11年ぶりと、ニュースで話していました。
わたしは、娘とともに、この月食の美しさを、ボジョレーとともに愛でて、
カメラ片手に、遠く離れた息子にも電話しました(笑)
「だって、今ここで見ているこの月食を、そっちでも見てるんやに。その上、この幸せは、次は、11年後やに!!!」
と、やや興奮気味の私に、目の前と、電話の向こうの息子が笑います。
そういえば、小さなころ、皆既が怪奇と思っていたころは、11年後にまた揃って見れるかな??なんて、考えたりはしませんでした。
人ひとりの生涯は、ほんとうにあっという間で、早いことと、この頃は、日々の大切さを痛感するのです(笑)
この日、主人は会議で出掛けていましたので、それでもちゃんと「見てる??」と電話しました。
主人曰く、「街のおじさんたち、みんな上見上げとったぞ」
月は、月と思えぬほど、赤く妖艶に光り、まるで火星のようにも見えました。
(あんた、火星知っとんの?・・・主人)
(うん。昔火星人やったから・・・わたし)
トトロの中で、メイちゃんが言ってたっけ。
「夢だけど 夢じゃなかった!!! 」
今日の月は、
「月だけど 月じゃなかった!!! 」