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わたしのサンタクロース
2011.12.25

「しろいうさぎとくろいうさぎ」の本と、我が家の「しろいうさぎとくろいうさぎ」
「サンタクロースは、ほんとうにいるのですか?」という、子供からの質問に、アメリカのラジオのアナウンサーが答えたのは、
「サンタクロースは、いるのです。信じているあなたのところにはやってくるのです」という答え。
人の夢を摘み取るのは、許せない大罪です。
「サンタはいないよ」と、自分がそう思うのは、自分の勝手。
そういう人には、サンタはやってこないのですね。
さて、私のサンタ。
今日も今日とて忙しく、お薬と注射器を両手に、聴診器を胸に下げて、あれこれ考えているようです。
わたしは、サンタ信じる派(笑)
今年も、強迫観念に駆られた(?)わたしのサンタは、ツリーの下にプレゼントを置いてゆきました。
わたしが子供のころは、私のもう一人のサンタは、いつもサンタブーツとプレゼントのおもちゃ、そして絵本を、
ピローの横に置いてゆきました。
ピローは、母の作ったウサギのピロー。
思い出すと、くすぐったくなるような甘い思いでは、わたしが80歳のおばあちゃんになっても続くのだろうな(笑)
絵本をクリスマスに贈る習慣は、いまや定番になりつつあるようです。
娘は本屋さんでアルバイトをしていますが、
今は、「読み聞かせ」用の本が出ていると言っていました。
絵本は、さまざまな童話が収められており、子供たちが見る挿絵、親が読むストーリーの部分の他に、
物語にまつわる様々な背景が、書かれているようです。
読み聞かせは、棒読みでは子供の心を誘いません。
やはり、読み手の朗読のスタイルが大切です。
そうして、子供たちは、物語の中に引き込まれてゆくのです。
ここ数日は、この本もよく売れていたとのこと。
素晴らしいなぁと、感心しきりです(幸)
ゲームでなく、漫画でなく、活字と美しい文字と、母親の優しい声に勝るものは無し!なのです。
さて、写真の「しろいうさぎとくろいうさぎ」
これは、わたしの「今の」サンタが、随分前に贈ってくれたもの。
これもラジオで
「この本は、ずっと一緒に寄り添っていよう」と打ち明けるうさぎの愛の絵本と解説していたのを聞いて、
見かけよりロマンティストな、私の「今の」サンタが買って来てくれました。
クリスマスの1冊は?と挙げるなら、いろいろ良い本はあるけれど、今はやはりこの一冊かもしれません。
今年も、ツリーの下に飾りました(笑)