旅のお供に
2014.06.27
旅のお供にこの一冊と、いつも、何かしら本を持って出かけます。日帰りなら、2冊ほど。リラックスしたいなら、小説のほかに、詩集、画集など。 今回の一冊は、白蓮れんれん。いま、NHKの花子とアンでもお馴染みの、白蓮さんの、波乱万丈の人生です。 ドラマの中で、palpitation(パルピテーションのある恋をしたいと、話す蓮子さんのことを書いた小説です。 内容は、読んで下さいと言うだけですが、ひとつだけ。 palpitation=動悸、ときめきを、感じる愛を貫かれ、生涯を終えられた蓮子さんこと、燁子さんのことを書いたこの小説の終わりに、こんなことが書かれていました。 ≪学徒出陣で入隊した香織(長男)が、終戦の四日前に戦死した時、燁子は衝撃を受け、しばらく立ち上がれなかったほどであるが、やがて、「国際悲母の会」を結成し平和運動に半生を捧げる。≫ 親が子を思う気持ちは、どんな大きな力より、たとえ天変地異があろうとも、それよりも、さらに大きな力に相違ありません。この小説を読んだとき、長男である香織さんが、龍介、燁子夫婦の困難を乗り越えるための如何に大きな力であったかを感じれば、母としての思いが同化するほどに、その時の燁子さんの気持ちがわかります。 だからこそ、私は母親として、集団的安保、集団的自衛権に断固反対の姿勢を取りたいと、また改めて思うのです。

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