風日祈宮様にお願いに行こう

2016.09.05

伊勢神宮の中に風の神様がいらっしゃいます。

「風日祈宮（かざひのみのみや）さま」は、風と雨を司る神様。

農業に欠かせない雨と風。強すぎては稲穗を倒し、無くては実りを妨げる。

古来日本には、無くてはならないこの神様は、元寇の時、攻める敵からこの国を守ったと言われるそうです。

さて、進路を大きく外れた今年の台風は、北海道に向いて走りました。

私が大好きだった北の国からの地、富良野を流れる空知川を大きく氾濫させました。

北海道の方々は、きっと台風の備えをご存じなかったろう、水は一瞬で濁流に変わることをご存じなかったろう、人参やじゃがいも、ラベンダーの美しい畑を、根こそぎ持ち去ったろうかと思うと、心が痛み、胸が痛み、目頭が熱くなります。

風日祈宮様にお願いに行こう。

どうか、これ以上の災害から、私たちをお護りくださいと。

自然の前には、人は無力で儚い。

災害に遭われた方々、犬猫たちに、心からお見舞い申し上げます。

診察券は必ずお持ちください。

当院ではウェブ予約・待ち順番の確認ができます。