1988年の6月4日、最初のアニー動物病院を開院いたしました。津市の方々の犬、猫、愛する全ての動物の為のホームドクターでありたい、ペットと飼い主様の健やかな生活をサポートしたいと、その時々の最新の獣医学を学び続け、スタッフの成長や設備、技術力を向上させることを目標に、今日まで努力してまいりました。
その間、約30年間の時の流れの中で、数え切れないほどの素敵な飼い主様、そしてその家族であるペットたちに出会いました。ペットたちの世代交代もさることながら、飼い主様の世代交代にもお付き合いさせて頂きました。
このたくさんの出会いこそ、今のアニー動物病院の躍動力、宝物であります。おかげ様で津市の方々には「アニー動物病院」は広く認知頂けるようになりました。そしてここに、2016年3月1日より、より快適で、より病院力のある新病院へと、これまでの魂を引き継いでいきます。
これまで以上に、どうか「アニー動物病院」を宜しくお願い致します。これまで以上の「アニー動物病院」を皆様にお約束いたします。
アニー動物病院 院長 森岡 正樹
0.5次診療の実践 ~飼い主様と動物(家族)の暮らしをサポートします~
飼い主様がペットの体調に異常を感じ、一般の動物病院を受診することです。
CTやMRIなどの設備のある高度医療施設に1次診療の病院から紹介を受け、受診することを言います。
当院のかかげる「0.5次診療」とは1次診療、セカンドオピニオンの1.5次診療をすると共に1次診療の一歩手前、つまり飼い主様さえ気づかない初期の病気を見つけ、いち早く治療を開始する病院のことです(早期発見)。
約20年余の命の彼らに生きることの楽しさ、喜びを最大限に与え、苦しみをただ先延ばしするだけの治療や、ただ高度で困難な手術や投薬によるのではなく、人間の尊厳と同じレベルで、命を捉え、もっと初期の段階で根治することこそ望ましいと思う考え方から生まれました。
当院では、診療においてこの0.5次診療を提唱していますが、トリミングでも、この考え方を念頭に置いています。
動物看護士でもあるトリマーたちは、皮膚、被毛の様子はもちろん、呼吸、心拍、動作を的確に評価し、僅かな異常も察知しDr. に伝えます。トリミングで初期の病気が見つかった例も多くあります。