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保育園落ちた
この言葉が世間を震撼させていますね。でも、今までわたしにとっては、あまり近い話ではなく、ただお母さん方の気持ちを考えると、よくわかると、頷く程度でした。
この4月から、新しいスタッフが加わります。新しいと言っても、結婚前まで、当院で仕事をしてくれていた、わたしのお気に入りのスタッフが、戻って来てくれます。もう一度、病院が新しくなる機会に、一緒に仕事をしませんかという呼びかけに、喜んで!と、応じてくれました。ところが、小さな娘さんの保育園が決まらず、まさに保育園落ちたの状態がずっと続き、(いくつ落ちたか、結構な数でした。)4月からの仕事も危うい状態。そこで、本当にどれほど世のお母さんたちが、嘆き悲しんでいるかを、我がことのように身近に感じました。
安倍首相は、国会で、誰が言ったかわからない内容について、討論する気は無いと仰いました。これには本当に驚きました。日本死ねの罵声は、こころの奥底の嘆きです。いったい、いつからこんな政治になったのかと、背筋が凍る思いです。
マスコミには圧力をかける。憲法は勝手に改正する。母親の嘆きには耳を貸さない。原発は推進する。テレビに映る安倍首相の瞳には、光を感じません。あたかも、モジリアーニの絵のように、そこには、暗澹たる暗闇が見える気がして、また身震いするわたしです。
さて、気を取り直して、写真はチワワのウィリーくん 12歳。お年を感じさせない若々しさは、羨ましい限りですね、笑。