先日、アメリカの政権交代で、大統領の座を辞するオバマ氏の演説を聞きました。

民主主義の大切さと、今の危機感を訴え、自分の身に心地良いことだけを鵜呑みにする現代社会の風習の

危険を語ってみえました。

新しい政権に対する危機感を、一番身にしみて感じていらっしゃるのだろうと思いながら見ていました。最後に、ミシェル夫人に対する感謝の気持ちを述べられた時は、思わず私も涙が出ました。影になり、夫を支える妻の座は、なかなか評価されるものではないのを、ありがとうと、アメリカの世界の偉人のひとりが評価することは、私にとっても嬉しいことでした。

「私は神が創った最も雇用を生む人間」と、自らを評価していたけれど、

キリスト教では、汝隣人を愛せよと言うし、仏様は、食べるもののない虎の子供に、兎であった自らの体を差し出したというのだから、神がこんな人を創り給う事はありえないと思うのだけれど。

更に、情けなかったのは、我が日本の首相安倍総理。

「トランプ次期大統領はまさに信頼することができる」と、たった一度の数時間の訪問で述べたこと。

安倍さんのお尻に尻尾が見えた気がしました。