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ムネアカハバヒロカマキリ
2017.10.31
先日、台風一過の青空の下に、大きなカマキリを見つけました。
木々はすっかり葉を落とし、広葉樹は赤や黄色や茶色に変色する中で、一際くっきりとした緑のカマキリ。
ああもう、産卵も終えて(交尾したオスも食い殺し、汗)あとは、天に召されるのを待つのみなのかなと、ちょっと切なくなったりもします。
カマキリは、我が家の庭では、テントウムシと共に、別待遇の昆虫です。
薔薇や木々に付く葉を食べる虫や、アブラムシを退治してくれる彼らは、自然農薬と共に、仲良しの強い味方です。
娘の子犬を預かるようになってから、庭の葉っぱを咥えて走る彼のために、農薬はすっかりタブーになり、そうすると尚のこと、彼らが強い味方です。
ちょっと離れたところで見つけると、紙袋に入れて持ち帰ったり。
昆虫の中で、唯一逃げずに果敢に立ち向かってくるカマキリには、さらに畏敬の念を抱きそうになったり。
さて先日、テレビのニュースで、冒頭のムネアカハバヒロカマキリと言う、舌を噛みそうな、早口言葉のようなカマキリの話をしておりました。
全国あちらこちらで見つかるものの、在来新種なのか、それとも外国からの外来種なのかも今の時点で謎。
と言う話をしていました。
『見つけたら捕獲して、連絡して下さい」とも。
在来種の新種なら良いですね。
外国種なら、また国内の在来種が、端に追い詰められるかも。と、危惧をしながら、寒空の下、我が家の庭で羽を震わせていた緑のカマキリを思いました。